最近の本ブログの作例写真の制作に利用している現像ソフトSIKYPIX 10を紹介します。
作例を作る事を目的としている私としては、多様なシーンの撮影を心がけると同時に、現像条件を様々に変えることも心がけています。そんな私の用途にぴったりと合致したSILKYPIX 10をおすすめしたいと思います。
基本的な特徴
公式ホームページに詳細はありますが、どうしてSILKYPIX 10をメインに使用するのか主な理由を記載します。
現像時間が早い
メーカー純正ソフトに対して現像処理が早く、体感的には3倍です。この時点で純正ソフトを使用する必要性がありません。
標準現像設定が豊富
標準で準備された現像パラメータのセットが豊富です。この機能はSILKYPIX 10では「テイスト」と呼ばれています。テイストは、ソフトのインストール時点から56種類準備され使用可能となっています。SILKYPIX 10ではマニュアル操作で色々な現像のチューニングが可能ですが、マニュアル操作での現像の問題は、終わりがなく無限にやり続けてしまうことです。私の場合は作品ではなく、レンズの作例を目的としていますから手が込み入りすぎるのも問題です。
Lightroomではプリセットと言われる同様の物がありますが、Lightroomでは標準としては準備されていません。自分で作ったり、公開されている物をもらったり、買ったりとやはりきりが無い事になります。
私は作例の現像を行う場合、基本的な現像設定はSILKYPIX 10の標準テイストから選択することで、加工のやり過ぎと時間の浪費を抑制しています。
それでは、標準現像設定(テイスト)での変化を紹介します。
テイストサンプル1
輝度等は全て無調整でテイストのみを変更したサンプル集です。
初期値

おそらく撮って出し相当と思われます。
スーパーニュートラル

さてどの辺がニュートラルか不明ですが、暖色系で軟調です。
ファインストリート

風景

青や緑が若干鮮やか
ノスタルジックトイ

アンダー目でコントラストが強い
ポートレート

本来は人肌が立つのでしょう…この被写体には不向きでした。
記事が重くなりますのでここで一時的に終わります。引き続きテイストのサンプルを別記事で公開いたします。
SILKYPIX 10の最新の価格は以下のリンクでご確認ください。
SLIKYPIX 10で現像した作例の一部です。