雑学004 光学の入門書

私のブログに頻繁に記載されている光学・レンズ関連用語をもう少し詳しく知りたい方向けにおすすめの光学入門書を紹介します。

今回、二冊の紹介をします。どちらも光学関連の本としては挿絵も満載でわかりやすく書かれた物です。また、専門書でありますが価格も安いのでどちらも読まれる事をおすすめします。

最新レンズの基本と仕組み

この本は光学全般をカバーした入門書です。少し数式が記載されていますが必要最小限で、あくまで参考程度に記載されているだけです。光とは何か?から始まり、ガラス製造、収差からMTF、人の眼からカメラレンズ、望遠鏡、ステッパーレンズそして話題はまさかの重力レンズまで、広く書かれていますが浅すぎません。カラーページも一部あります。

写真レンズについてだけで良い、と言う方には写真成分が物足りないかもしれませんが、網羅的に情報が書かれた辞書と思われると良いかと。

図解雑学レンズのしくみ

こちらも光学全般について記載されていますが、写真用レンズのページが多いのが特徴です。この本の著者は有名カメラメーカーの元レンズ設計者で、この方が設計した製品をいくつか知っています。この方の設計されたレンズも分析し紹介したいと思います。

カメラ用レンズの設計者だけあって設計方法・プロセスなども少し記載されています。雰囲気がわかる程度の内容ですが興味のある方も多いでしょう。

また写真レンズのページが多いためレンズ発展の歴史や写真レンズの種類(例マクロ、ズームなど)についての情報が豊富です。

見開きの2ページでひとつの項目をまとめるスタイルのため少し説明が薄く専門用語の解説が無いこともあります。

さて、どちらの本を購入するかですが、写真好きとしてはまず「図解雑学レンズのしくみ」を購入されることを最初におすすめします。

ただし、専門用語の解説書としては「レンズの基本と仕組み」の方が辞書的な網羅性が高いので理解の難しい部分をこちらで補うような読み方がおすすめでしょうか。

要は2冊とも購入されることをおすすめします。

ちなみに今の時代、レンズの設計はソフトウェアがすべての難しい計算を自動で行ってくれます。そのためレンズの設計者と言えどこの2冊程度の光学知識でも設計は十分可能です。

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