運営報告

特化型ブログ運営 2年目の状況 「LENS Reviewの分析」-分析100

当ブログ「LENS Review」は、写真用レンズの性能分析を専門とした特化型ブログです。

執筆現在(2022/09)時点で、これまでに99本のレンズ分析記事を制作してきました。

分析100記事目の節目として、当ブログの運営状況を分析してみたいと思います。

当ブログは、無料ブログでのテスト期間を経て、WordPressへシステムを移行し2020年6月から「LESN Review」として運営しています。

執筆時点(2022/9)において、まる2年以上が経過しました。

こんなニッチで超専門的な特化型ブログを2年ほど運営するとどんな事が起こるのかまとめてみました。

当ブログの狙い

当ブログは「ある実験的な試み」を目的として運営しています。

時代背景から思い起こしますと、当ブログを開始した2020年におけるメディアとしての「ブログ」の存在は、その権威がだいぶ低下していた時期にありました。

ネット界の人気ランキングシステム「Google」の検索結果の上位陣は、大企業系のサイトで占められており、個人ブログは専門性や信頼性の問題から順位を上げづらく、アクセス数を稼ぐことは困難と言われる時代でした。

当ブログが開始された2020年ごろレンズなどの一般的な商品を検索すると、Googleの検索結果はこんなイメージでした。

  • 公式HP
  • AMAZON
  • Wikipedia
  • 価格COM
  • 販売店A
  • 販売店B
  • オークション
  • フリマサイト
  • 中古ショップ
  • 業界雑誌の公式サイト
  • 以下、英語サイトだったり微妙な情報多数…

信頼性が低い(とGoogleに思われた)個人サイトはランク外になることが多いようで、価格以外の有益な情報がなかなか上位には出てきません。

しかし、検索上位トップ10入りは無理としても、専門性が高いブログならば上位表示されるとの説もありました。

そこで、趣味としてブログを運営してみたかったこともありまして「大企業でもできないような異常な専門性のブログをイチから運営するとどうなるのだろうか?」そんな実験的な試みを兼ねた運営をスタートさせたのです。

しかし、最初から「ふたつの問題」をずっと懸念していました。

それは「専門的すぎて読者がいないのでは?」&「専門的すぎてGoogleのAIが理解できないかも?」と言う恐ろしい問題です。

結果としては、運営開始から2年以上が経過した現在、それなりのアクセス数が見込まれることがわかってきました。

今回の記事では、私的備忘録としてブログの運営状況を記録しておきたと思います。

ブログの紹介

まず、当ブログの内容を簡単に紹介します。

当ブログ「LESN Review」は写真レンズの分析を目的としています。要はカメラやレンズの性能評価を行うブログです。

レンズの批評を行うブログはたくさんありますが、当ブログはメーカーが出願する「特許情報を分析してレンズの設計値を推定する」そんな異常な行動をブログ化しています。

自動車に例えるなら、車種ごとのエンジンの構造を分解して紹介するようなものでしょうか。

エンジンだけのブログ…これは「見に来る人がいるのか」不安になりますよね…

当ブログはレンズの設計値を話題にするわけですからさらに不安は増大しますよね。

また、Google内のランキングを決定するAI的なプログラムにとって「専門的すぎるブログ」がどう見られ、どう評価されるのか?そのあたりもだいぶ未知数です。

そんなニーズも薄く、異常に高い専門性の特化型ブログを運営しても「果たして人が来るのだろうか?」そんな問題がとても気になりますよね…

アクセスユーザー数の推移

それでは、ここからは「Google Analytics」「Google Search Console」などのアクセス数解析サイトのグラフを利用して状況を公開します。

なお、Search Consoleなどの数値を一般公開するのは規約違反などともいわれているので具体的な数値はわからないようにしてありますのでご了承ください。

わかりやすい指標から紹介しますと、運営開始から約2年の執筆現在、Google Analyticsでの月間PV数は約2万PVを安定的に超えるところまで到達しました。

 ※月間PV:ひと月に表示されたブログのページ総数(ページビュー)

一説には個人ブログで1万PVを超えると及第点、10万PVぐらいでトップアマだそうで、現在2万PVを超えてきているので、ある程度の認知度のあるブログになった、とは言えるのでしょうか。

続いて、具体的な数値変化で見てましょう。

こちらはユーザーアクセス数(ブログ来訪者)として見た、運営1年目から2年目までの様子です。

グラフにはありませんが、運営開始から半年程度はほとんどゼロに近い状況で、半年目以降は日に10人程度が訪れる状態となりましたが、運営1年を少し過ぎたあたりではむしろアクセス数が低下しており「正直やめようかな…」とも思ったぐらいです。

運営1年半を過ぎるとジワリジワリと増加に転じ、2年目を過ぎると不思議に大きく伸びてきました。

この大きく伸び始めた要因ですが、記事数が100記事を超え情報量が何かの規定量に達したのか、あるいは運用年数が規定に達し信頼度が高まったためではないかと推測しています。

Googleのランキング作成AIプログラムの更新である「コアアップデート」の影響かとも思ったのですが、2022年5月末の大規模アップデートよりも数週前からアクセス数が増加に転じているので直接の関係が無いと思います。

逆に言えば、超専門的な特化型ブログなためか、良い意味でも悪い意味でもコアアップデートの影響すら受け無い、とも推測できますね。

続いて、どのような経路で当ブログへ訪れる方が多いのか分析します。

運営1年目までは主にSNS(Twitter)での更新告知をご覧いただき訪れてくれる方がほとんどでした。

その後、運営1年を超えるとGoogle検索から訪れる方が多くなってきました。

おおよその比率は以下です。

  • 検索(主にGoogle):60%
  • 直接リンクなど:30%
  • SNS(主にTwitter):10%

直接リンクとは、「掲示板に貼られたアドレスをクリックした」「自分のブックマークから表示した」などの経路と、「Googleおすすめ表示(Discover)をクリックした」なども混ざっているように思います。

このユーザー来訪経路の傾向を見ると、今後はさらにGoogle検索から来訪する方の比率が高まりそうです。

検索ユーザー数の推移

検索で訪れる方はどのような形で増えているのかを分析します。

検索ユーザー全体

こちらはGoogleの検索での当ブログの表示回数とクリックされた数の推移です。

ユーザー数の推移と同じく、運営2年目を前に急上昇しています。

最近も来訪ユーザーは増えているはずですが、検索経由の来訪者は安定期と言うか停滞感が出ています。

来訪者全体の60%が検索サイト経由であるため、ぱっと見はユーザー数の推移と同じですが、2年目を超えたあたりの様子が少し異なっています。

その要因としては、運営2年目を超えたあたりから「Google Discover」への掲載が定期的に発生するようになったためです。

Google Discoverとは、AndroidスマホやGoogle Chromeに自動で表示されるおススメ情報で、これに当ブログが採用されいてるようです。

巷ではGoogle砲などとも言われるそうですね。

Discoverからの流入

Google Discover経由で当ブログへ来訪される方の調査結果がこちらのグラフです。

運営1年目2020年の頃は、Discoverの掲載数を調査することができませんでしたが、2022年の初めごろから可能になりました。

なお、2022年以前は、私自身のスマートフォンへLESN Reviewの記事がおススメとして配信されたことはありませんでした。

どういう基準で配信していたのでしょうか…

Discoverの掲載条件はよくわかりませんが、経験的にTwitterからの流入数が大きくなるとDiscoverにも掲載されるような印象でした。

GoogleもTwitterなどSNSからの動きを監視しているわけですね。

2021年ごろまでのDiscover掲載は、唐突に1つの記事が掲載される形式だったたようです。

グラフの左側に2本の高い線が出ている箇所がそのポイントで、1本目の記事はNIKKOR Z 50mm F1.2Sで、2本目の記事はPENTAX FA 50mm F1.4です。

短期間に異常なアクセス数を発生させますが、数日で終了する掲載スタイルでした。

その後、運営2年目に入る2022年ごろからDiscover掲載条件が変わったためか、過去の記事なども少しづつDiscoverへ掲載されるようになりました。

突然ゼロとなることもあり安定はしませんが、新記事を掲載するとだいたい掲載されるようですね。

最近は、たまに私自身のスマートフォンにも配信されているのを見かけます。

システム別

さらに少し違う切り口で見てみましょう。

こちらはどのような端末から検索されたか調査した結果です。

直近の3か月ほどのデータになります。(2022/06~2022/09)

モバイルとは、いわゆるAndroidかiPhoneでスマートフォンの事でしょう。PCはWindowsかMacと思われます。

左のモバイルの方は右肩上がりで上昇しています。右のPCはあまり増えている様子はなく、ギザギザしています。

PCがギザギザしているには理由があるようで、凹みの部分は土日祝日、お盆休みなど会社や役所が休みの日になります。

察するに、平日の昼間に仕事するふりをしながら、パソコンで当サイトを見て…(以下、自主規制)

国内地域別

こちらは国内の地域別アクセス状況です。(市町村別らしい)

地域ごとの人口が異なるので比較しづらいのですが1位と2位を比べてみましょう。

それぞれの人口は、大阪市(約280万人)、横浜市(約380万人)で大阪市の方が少ないのですが、だいぶ差をつけて大阪が1位となっています。

大阪には「レンズ好きが多い」という仮説を立てても良いでしょう。

精度的にどこまで信用できるのかも疑わしいので参考程度の情報です。

国別

当然ですが日本語ブログですから99%が日本からのアクセスです。

アメリカからが1%程度、中国、香港、台湾など隣国からのわずかにアクセスがあるようです。

海外展開

前項で紹介した通り、当ブログは海外からのアクセスがほとんどありません。

レンズは、海外でも不変な商品ですから海外でも通用するはずです。

Googleは機械翻訳したようなコピーサイトを嫌うと言われていますが、Googleは高度な翻訳機能があるのに、海外サイトを翻訳して紹介するようなレベルには至っていないません。

そのため、海外展開として英語版ブログを2022年から開始しました。

週に1記事程度を翻訳して更新しています。

英語はさっぱりできないのでAI的な翻訳サイトにお願いしています。こちらのTexTraですが、なんと無料なんですよ。

このグラフは、半年運営した英語版ブログのGoogle検索の表示数とクリック数です。

クリック数は極わずかですが、日本語ブログよりも順調に成長しているように見えますね…

英語を扱える人は10億~20億人いるとされていますから日本での10倍のアクセス数を見込めるわけですね。

しかし、本当にそうなるのでしょうか?これも実験の目的のひとつです。

まとめ

今回は「LENS Reviewを分析」として運営2年目に至るまでのアクセス数の傾向や、Discoverへの掲載の状況などを分析してみました。

現在の記事制作ペースですとネタが尽きることは無さそうですので、今後も地味に更新を続けていきたい所存です。

10年ぐらい続けるとどんな事になるのか、なかなか面白い実験だと思いませんか?


その他のレンズ分析記事をお探しの方は、分析リストページをご参照ください。

以下の分析リストでは、記事索引が簡単です。

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