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【作例多数】東京から北海道函館へ2泊3日で行く撮影旅行 OLYMPUS Zuiko 28mm F2.0 -実写003

この記事は、1本のレンズだけを携えて名所・旧跡を巡り、撮影結果を報告するシリーズ記事です。

今回の1本は「OLYMPUS Zuiko 28mm F2.0」です。

 レンズの性能分析に関する記事はこちらになります。

  関連記事:OLYMPUS Zuiko 28mm F2.0

本日の撮影地

今回の撮影地は、北海道の中枢である函館市です。

ご存じの通り、北海道の誇る観光都市で函館山の夜景、五稜郭のような歴史的な建造物、洋館の並ぶ不思議な街並み、湾口を望む雄大な景色と撮影だけを目的に行くのも最適な場所です。

私の旅程は2泊3日で、親族の要望でベタベタな定番観光地を巡ります。

親族も同行するので、撮影に集中できませんが、定番の観光地も撮影を目的にするとまた新たな発見ができて楽しいものです。

同行の親族には伏せていたのですが、函館には子供の頃に一度だけ訪れたことがありまして、古い友を追悼する目的を兼ねております。

旅程

初日

  • 午前:東京駅発(新幹線)
  • 14時:函館駅着
  • 15時~17時:函館元町地区散策 旧函館区公会堂、函館ハリストス正教会
  • 17時~:函館山へ、日没後しばし夜景を眺めて下山、夕食をしつつホテルへ

二日目

  • 早朝:朝市観光、朝食
  • 10時~15時:五稜郭、五稜郭タワー、昼食
  • 16時:赤レンガ倉庫で土産物を物色しつつ、夕食

三日目

チェックアウト後、青函連絡船見学、電車で帰路へ

移動手段

私は東京近郊より出発しておりますが、一般的には自動車を除けば3種類の公共交通手段があります。

飛行機

飛行機を選択するメリットは、条件が良ければ最も早くて安い可能性が高いのは飛行機です。

曜日や季節、出発時間にもよりますが、安ければ2万円ほどからあるようです。(おとな一人)

デメリットは、気象条件に左右される、空港での受付などに手間がかかる、自宅から空港までの距離、などでしょうか。

撮影機材の多い場合は、機材を預け入れしなければならないのでちょっと気が引けますよね。

最安値は、下のエアトリで一瞬で検索できます

新幹線・電車

新幹線を選択するメリットは、乗り降りが楽な点や、途中下車可能できることでしょう。空港などのような煩わしい待ち時間は必要ありませんし、万が一乗り遅れても時間変更の融通が効きます。

時間が許せば途中下車もできますね。

本日(2023/10)の新幹線料金の検索結果は23,430円でした。(おとな一人)

新幹線のデメリットは、格安航空のような価格的な選択肢が無い点ですが、株主優待券を金券ショップなどで購入して使うとだいぶ安くなります。

フェリー

東京から函館へ直通のフェリーはありませんが、関東発であれば茨城県大洗から北海道苫小牧までのフェリーがあります。

北海道まで自家用車を運びたい場合などには有力な選択肢になりますね。

時間はかかりますが、寝ている間に移動できるのでホテルを兼ねており効率的とも言えます。

作例

さて、ここからはZuiko 28mm F2.0の作例を紹介しつつ観光地を振り返ります。

今回の作例の現像は、国産現像ソフトSILKYPIXの標準現像パラメータから「シネフィルム(Retro)」を選択し現像処理を行いました。

 

いきなりですが、東京を出発し途中の仙台駅で用がありまして、途中下車しついでに弁当を購入しました。

購入したのは「ほや弁当」です。

実は「ほや」を食した事が無く、初めて食べましたが同じ海産物の牡蠣のさらに上品な感じと申すべきでしょうか、想像よりずっと美味しかったです。

人生いつでもチャレンジは大切ですね。

ちなみに「HOYA」と言えば、日本最大手の光学ガラスメーカーとして有名ですね

仙台から再出発し、東北を駆け抜け、青函トンネルを越えると新幹線の北の終着駅「新函館北斗駅」に到着し、ここらはローカル線で函館へ向かいます。

函館駅はとても近代的で広々としています。

ホテルへ荷物を預けると、さっそく函館山方面へ路面電車で移動します。

路面電車は車内で乗り放題券が販売されており、おとな600円でした。

路面電車は昼間は10分おきぐらいには走っているのでとても便利ですが、主要な観光地に直結しておらず思ったよりも徒歩での移動距離があります。

さらに路面電車は狭いので三脚などを持ち込むのは躊躇するかもしれません。撮影機材の多い方はタクシーもご検討ください。

元町地区は函館山の麓なので標高が高く、海にも面しているので市街地とは思えないほどとても見晴らしが良い場所です。

景観が良いことで有名な「八幡坂」に洋館や教会も密集して不思議な空間になっています。

元町地区の目玉、旧函館区公会堂は有料ですが内部を見学できます。

さて日も暮れ始めたので函館山へ向かいます。

函館山へ行くのは有名な夜景を見るためですが、頂上へ到着すると信じられないほどの観光客でぎゅうぎゅうで、帰りのロープーウェイの待ち時間はなんと40分でした。

本来なら綺麗な夜景を掲載するのでしょうが、そんな写真は掃いて捨てるほど世の中にありますので、ぎゅうぎゅうの人並みと夜景の写真を掲載します

今回の旅のもう一つの目的は、友の追悼として数十年前に一緒に旅した思い出の地を確かめることにありました。

そんな追悼の地のひとつが函館山でしたが、函館山のロープウェイは、まるでディズニーランドの乗り物かと勘違いするほどの混雑で「追悼?」そんな情緒は吹き飛びました

ここへ実際に来て、聴覚的にわかるのは「恐るべしチャイナマネー」ですね…

現代なら中国の大都市の夜景の方が、よほど綺麗で広大なのではないかと思います。何が珍しくて北海道まで来るのでしょうか、とても不思議です。

函館山を下り、麓に何件かある老舗洋食店のひとつへ行きました。

函館山の混雑を目にしていたので、こちらも混雑するのかと思いましたが意外に待ち時間がありませんでした。

おそらく、ツアーで訪れる団体客は、多人数に対応できる大型のお店へ行くのでしょう。

そして1日目の旅程を終え、2日目へ。

函館駅から徒歩1分ほどで朝市地区へ到着します。朝の散歩にも近すぎるほどに隣接しています。

朝市地区へ入ると海産物の直売店やTVでも繰り返して見かける有名な海鮮丼や浜焼きの店がずらりと並びます。

ここでも人だかりの1/3ぐらいは外国の方でしょうかね…振り返るとコロナ禍とはなんだったのでしょうか、まだ複雑な気持ちです。

もし、週末に行かれる方はできるだけ早く行くことをおススメします。

季節によりますが朝5時からお店が開いているそうで、朝9時ともなれば行列となっているお店も少なくありません。

朝市で朝食を終えて、そのまま路面電車で五稜郭へ向かいます。

路面電車の五稜郭公園前駅から実際の五稜郭までは10分ほど歩くでしょうか、撮影機材の多い方は膝とご相談のうえタクシーで移動されることも賢明な判断です。

五稜郭タワーは思ったより高く、少し高所恐怖症ぎみの私には落ち着かない場所でした

軽く見て回り、すぐに降りるのかと思いきや驚いたことに同行の親族がタワー頂上で「ソフトクリーム」を食べ始め…

危うく「すぐに降りないと危険だぞ」と叫んでしまうところでした…

「なんという蛮行か」と本当に肝を冷やしました…

五稜郭タワーで冷や汗良い汗をかいた後は、昼食をとりつつ赤レンガ倉庫街へ向かいます。

朝の海鮮丼が意外にまだ腹に残る状況でしたが、有名だというラッキーピエロなる「軽食店」でオムライスを頼むと、信じ難い「重量級」の一皿が提供されました。

写真ではわかりづらいですが、これは部活終わりの高校生が食べる量です…

夜は「あっさりと名物の塩ラーメン」でも…と考えていましたが、もはやまったく何も食べられませんでした

赤レンガ倉庫街は、古い倉庫の外観を残しつつ、内部をいまどきのショッピングモールのようにおしゃれに改装してあります。

波止場を散策したり、土産物などを眺めつつ、2日目の旅程を終わります。

最終日の3日目は、少し早めの帰宅としたので駅近くの「青函連絡船 摩周丸」を見学しました。

青函連絡船は、青函トンネルが完成する前に青森と函館を繋いでいた国鉄が運営したフェリーです。

さて「青函連絡船」と聞いて、少し心がキュンとなるのはもはや50代以上でしょうか。

青函トンネル開通は1988年ですから、地域によっては40代の方でも青函連絡船を聞いたことが無いかもしれませんね。

意外に中からの見晴らしも良く、季節によりますが8時30分から開いており、朝食後の散歩がてらにちょうど良いですね。

これにて旅は終了。

東京へ向けて電車へ乗り込み帰宅します。

おわり

函館は移動しやすいコンパクトな街ですが、見所や美味しいお店がぎっしりと詰まった街です。

家族サービスも兼ねて、撮影旅行に行かれてはいかがでしょうか?

今回のレンズ、Zuiko 28mm F2.0は明るいFnoにコンパクトな鏡筒で旅にぴったりな1本で開放Fnoでは少々個性的な写りですが、絞るとしゃっきりとする変化が楽しめ、ピント合わせもさほど苦になりません。

近年の新製品ではあまり見かけない28mmの単焦点ですが、久しぶりに使うと自然な画角に体も自然にフィットし気持ち良く撮影することができました。

レンズ性能の詳細な分析記事はこちらです。

  関連記事:OLYMPUS Zuiko 28mm F2.0


美味しい海産物だけお取り寄せするのもアリですね…

 

記録メディアは、事故防止のため信頼性の高い物を使いましょう。

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