あなたは、一生を添い遂げたくなるような運命のレンズを求め、当ブログ『レンズレビュー』へお越し頂いたのではないでしょうか?
しかし、残念なことに当ブログで分析データを眺めるだけでは、運命の1本と出会うことは難しいものです。
そこで、カメラ専門のレンタル会社からレンズを借用し、どれがあなたの運命の1本なのか?まずは試用されることをおすすめします。
この記事では、当ブログがおすすめするレンタル会社「APEXレンタル」の使い方や注意点を説明しながら、実際にレンタルした様子を紹介します。
さらに、これまでに当ブログで分析したレンズのレンタル価格情報をご紹介します。
APEXレンタルとは
APEX(エイペックス)レンタルは、カメラやレンズを中心とした映像機器全般のレンタル会社です。カメラやレンズの種類は当然豊富で、それ以外にもビデオ、マイク、音響機器、モニターなどプロフェッショナル向けの少し特殊な機材もレンタルすることが可能です。
取り扱いレンズの総数
APEXレンタルの品ぞろえを確認するためにレンズの種類を確認してみました。
プロフェッショナル向けの会社でもあるためNIKONやSONYなどメジャーな製品が多いようです。
ホームページにて、取り扱っているレンズの種類を全て確認したところ「329種類」ものレンズから選ぶことが可能でした。
※2022年7月調べ
借り方・返し方
予約から受取り
ホームページから商品をカートに入れ、希望のレンタル期間、「宅配」または「店舗での受渡し」のどちらかを選択します。
なお、初回は会員登録が必要です。営業日の16時まで当日発送。最短で翌日受取りが可能です。
予約を行うと在庫の確認後に予約確定メールが届き、期日までに支払いすると手続き完了です。
初回の場合は、本人確認書類も提出します。
返却
店舗での返却の場合、レンタル終了日に店舗へ持参します。
宅配の場合は、宅配業者・コンビニなどへ「レンタル終了日の夜12時まで」に返却手続きすれば終わりです。
実店舗なら好きな時間に受け取ることも可能ですし、宅配なら自宅に届きますので運搬する手間が省けますね。
実店舗
実店舗で受取/返却をする場合、東京では3店舗と大阪、名古屋の計5個所を利用することが可能です。
APEXレンタルの各店舗の住所をまとめておきました。
東京中央 | 〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-7-9オンラインビル1F ダビング・レンタルお貸出受付 : 2F レンタルご返却 : 1F |
渋谷 | 〒150-0011 東京都渋谷区東1-26-24 |
四谷 | 〒160-0004 東京都新宿区四谷2-11-6 |
大阪 | 〒530-0044 大阪市北区東天満2-2-17 |
名古屋 | 〒461-0005 愛知県名古屋市東区東桜1-4-13 アイ高岳ビル1F(桜通沿い) |
店舗での受け渡しと、宅配の違い
店舗での受け渡しと、宅配ではレンタル品の受領日が変わります。
宅配の方が、早く受け取ることができて、返却時間も少しゆっくりとなります。
例えば、2泊3日(3月23日~3月25日)で、レンズをレンタルする日程イメージを紹介します。
店舗での受け渡し
レンタル申し込み画面で見ていただくのがわかりやすいと思いますのでご用意しました。
まずは店舗で直接レンズを受領し、使い終わったら返却する場合です。
店舗引き取りし、店舗で返却する場合、レンタル期間の初日からレンタル終了日の店舗終了時間まで借用できます。
申し込みをしたそのままの期間ですね。
2泊3日(3月23日~25日) 店舗受け渡しの最長日程
- レンタル開始 3月23日 午前10時
- レンタル返却 3月25日 午後6時30分
要はレンタル希望期間そのものがレンタル期間になります。
宅配の場合
続いては宅配の場合です。
レンタルを申し込みする期間は、2泊3日(3月23日~25日)ですがレンズが届くのは、最速で前日の3月22日の午前中※1になります。
2泊3日(3月23日~25日) 宅配の最長日程
- レンタル開始 3月22日 午前中
- レンタル返却 3月25日 午後12時
宅配ですと利用希望日の3月23日の前日である22日に到着するので、およそ1日分得になるんです。※1
※1:運送状況や住所などの影響があるため理論値です。
どうやら価格も一緒だそうで、少し納得できませんが宅配の方がとても得するようですね。
返却についても、返却日の夜12時までに所定のコンビニで手続きすれば良いようなので店舗よりも約6時間ほど余裕がとれます。
商品や期間によりますが多くの場合、発送料金は無料なので宅配の方がほんとに得ですね。
実際にレンタルした様子を紹介
私が実際にレンタルした様子をご紹介いたします。
到着時
プラスチック製の段ボール状の箱「通称:プラダン」で作られた箱で到着しました。
段ボールと違って再利用が容易で、耐衝撃性や防水性も高いエコで安心な梱包ですね。
箱を封しているガムテープをそっと剥がすと、テープも再利用可能なので返却時にも大変便利です。
簡素ながら、なかなかに練られた梱包システムです。
内容
箱を開けると、レンタルの説明やレシートと供に返却用の宅急便の宛名シールが入っています。
箱を封してこの宛名シールを貼ってコンビニなどへ持ち込めば返送は完了です。
レンズケース
緩衝材にくるまれた内容物を確認すると、純正のレンズケースも同梱されていました。
レンズだけが送付されてくるのかと思っていましたが、ピッタリサイズの純正ケースがあると撮影前の運搬時に安心ですね。
また、レンズにはプロテクトフィルターが装着されています。
返却時
返却期限が迫るとメールが自動で配信されるので安心です。
受領時の箱へそのまま戻し、宅急便の宛名シールを貼れば返送の準備は完了。
対応したコンビニへ持ち込むだけで返送は完了します。
返送料はユーザー負担なので、箱の大きさや重量によりますが、安い場合でも1000円前後の費用がかかります。
初回レンタル時の注意
初回レンタル時には本人確認書類が必要で、本人確認と与信のために少なくとも半日程度の時間かかるようです。
特に初回は時間に余裕を持って申し込みされることをおすすめします。
人気レンズの価格調査
さて、ここからは当ブログの人気記事のレンズや、私のお気に入りレンズのレンタル価格を具体的に確認してみました。
※2022年調査時
NIKKOR Z 50mm F1.2 S
2022年に分析を行った当ブログ人気記事No1がこちらのNIKON NIKKOR Z 50mm F1.2Sです。分析記事:NIKON NIKKOR Z 50mm F1.2 S
F1.2の大口径でありながらこの超絶性能には畏怖の念すら抱く新世代レンズです。
このレンズのレンタル価格は「2泊3日で10640円」です。購入価格を考えればとても手ごろですね。
レンタルページはこちらNIKON NIKKOR Z 50mm F1.2Sです。最新の購入価格はこちらでご確認ください。
SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
SONYレンズでは人気ナンバーワンはこちらのSONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZAです。ZEISS仕様の高性能50mmレンズです。
分析記事:SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
このレンズのレンタル価格は「2泊3日で8400円」です。
レンタルページはこちらSONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZAです。最新の購入価格はこちらでご確認ください。
Fujifilm XF56mm F1.2 R
業務用の機材をメインとしたショップですがFujifilmも豊富です。
XFレンズの代表と言えばこちらFujifilm XF56mm F1.2 Rではないでしょうか?FujifilmのXFレンズシリーズでも最大口径を誇るレンズのレンタルが可能です。
このレンズのレンタル価格は「2泊3日で6720円」です。お、お安い…
レンタルページはこちらFujifilm XF56mm F1.2 Rです。最新の購入価格はこちらでご確認ください。
NIKKOR AF-S NIKKOR 58mm F1.4G
続いては私の好きなレンズをご紹介します。
私の推しレンズと言えばこちらNIKKOR AF-S NIKKOR 58mm F1.4Gです。ボケ味と解像度の両立を目指し、3次元的にハイファイな設計を成したとされる現代の銘玉です。
分析記事:NIKKOR AF-S NIKKOR 58mm F1.4G
このレンズのレンタル価格は「2泊3日で6720円」です。
レンタルページはこちらNIKKOR AF-S NIKKOR 58mm F1.4Gです。最新の購入価格はこちらでご確認ください。
Zマウントレンズでもこのようなレンズが発売されると良いですね。
SIRUI 50MM T2.9 1.6X
最後に私も気になる特殊レンズをご紹介します。
初めて聞く方も多いのではないでしょうか?SIRUI 50MM T2.9 1.6Xは、アナモルフィックレンズと言う上下方向と左右方向で撮影される画角の比率が異なる特殊なレンズです。映画撮影に使われるそうですが、写真レンズとして使うとどのような雰囲気の映像になるのか試してみたいですよね。
SONYのEマウント用のレンズがレンタル可能です。
このレンズのレンタル価格は「2泊3日で11200円」です。
レンタルページはこちらSIRUI 50MM T2.9 1.6Xです。このような超特殊レンズをお手頃な価格でレンタルできるのがAPEXレンタルの最大の魅力でしょう。
まとめ
あなたが運命の1本に出会うために、レンズのレンタルによる試用を提案しました。
当ブログの分析記事と合わせて、レンタルを活用することで、あなたの写真ライフがもっと濃密になるかもしれませんよ。