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撮影ボックスでYouTuberデビュー

春休み特別企画として富士フィルム「写ルンです」を徹底分析する企画を敢行し、1ヶ月ほどの期間をかけ、当記事のひとつ前の記事になる第4話にてようやく完結しました。

なお「写ルンです」分析記事へのリンクは以下になります。

この時、一部の内容についてなんとも動画でお伝えしたくなり、人生初のYouTuberデビューも果たすことになりました。

今回の記事は「写ルンです」分析記事シリーズの番外編として、YouTuberデビューの裏側となる動画撮影の様子をご紹介します。

準備した機材

まず最初に、YouTuberデビューにあたり、カメラ以外に特別に準備した機材は、以下の3点です。

  • 撮影ボックス(卓上ミニスタジオ)
  • 三脚延長アーム
  • カメラネジ 変換セット

撮影ボックス(卓上ミニスタジオ)

撮影ボックスとは、テーブルの上などに設置するミニ撮影スタジオです。

この商品は、内部にLEDの照明が付いており、USB電源プラグを用意すればすぐに照明付きの撮影が可能です。

大きさが小さくないか心配でしたが、私の目的である「手で操作する様子を撮影する」にはギリギリのサイズで、これ以上大きいと設置場所や収納場所に困りそうですから正解だったのだろうと思います。

三脚延長アーム

このアーム(もしくはブーム)とは、三脚の雲台部を延長する追加部品です。

今回は作業の真上からの様子を撮影する際に、カメラを上から吊るしたような撮影をするために使いました。

三脚本体は別途必要です。

この延長アーム類ですが、AMAZONでは中華系と思われる聞いたことのないメーカー品が多量に出品されておりますが、私の購入したものは特に使用には問題ありませんでした。

カメラネジ 変換セット

三脚へ延長アームなど追加部品を取り付ける際、ネジが合わない場合や不足する場合が発生します。

一般に三脚類のネジには、決まった規格の物が2種類使われています。

まず、カメラ底面にある三脚取り付けに使われるネジ穴用の「1/4インチ」(カメラネジ)と言われる小さいネジ。

もう一つは、雲台取り付けに使われる「3/8インチ」(雲台ネジ)と言われるの大きいネジです。

この2種のネジ用の変換部品セットを持っておくと、メーカーが違っていたりしてもだいたい思った通りの組み合わせで取り付けが可能です。(絶対とは言えませんが)

カメラを特殊な方法で固定したい場合などにワンセット準備しておくと色々便利です。

撮影の様子

撮影ボックス

さて、実際の撮影風景です。

まずは、撮影ボックスを組み立て、サイズ感がわかるようにOLYMPUS MO-1Nを設置してみました。

一般的なデジタルカメラぐらいまでの大きさを撮影するなら適度な大きさです。

私は手を入れて作業の様子を撮影するのが目的だったので、前側の壁(扉部)は外しました。

するともう少し間口が広くなり、十分広いとは言いづらいですが、なんとか手を入れての作業が可能なサイズとなっています。

カメラの設置

続いて動画撮影用のカメラの設置の様子です。

小型な三脚の雲台部に延長のアームを付け、真上から見下ろす(吊るす)ようにカメラを設置し撮影しました。

あまり大きい三脚ですと延長アームの長さが不足しますので、小型な三脚の方が取り回しが良さそうです。

アームの左側に引っ掛かっているファンシーな柄の袋は、カメラとバランスを取るための「おもり」でペットボトルが2本程度入っています。

重りを入れる専用袋(サンドバック)は少々大げさで邪魔だったので適当なビニール袋で代用しています。大柄なカメラやレンズで撮影する場合は、専用袋でしっかりした重りを作る必要があります。

実際の動画

他の記事ですでに公開済ですが、この環境で撮影している一例がこちらの動画です。

ちなみに動画では黒い手袋をしていますが、これは私の使うアイコン画像「黒いブリキのロボット」のイメージに合わせて黒にしたのですが、コロナの影響でこの種の物資が枯渇しているのでしょうか?当時はなかなか手に入らず苦労しました。

現在調べてみると普通に販売されていますね。

正式名称は、ニトリルグローブ(手袋)と言って、一般的な掃除用のゴム手袋よりもぴったりと手に吸い付くような素材です。

名称的には手術用手袋と同じなので、ドラマ等で見かけるやつの黒バージョンと思っていただけるとわかりやすいかと思います。手を汚したくない工作、園芸、水仕事などにも使い勝手が良さそうです。

完全に余談ですが、私の使うアイコン画像「黒いブリキのロボット」はTOYOと言うメーカー製で1960年代に作られた物で、実際の手の部分は「赤」なんですけどね。

ナレーション

ナレーション的な人工音声を入れておりますが、これはAMAZONのクラウドサービスにある「AMAZON POLLY」と言うサービスで作成しました。

要は、日本語のテキストを入力すると機械音声のデータを作成してくれるサービスになっています。

AMAZON POLLY」は12ヶ月間なら利用するワード数が少量の場合は無料だとのことです。

外部関連記事:AMAZON POLLY

漢字で入力してもかなりの精度で音声に変換してくれます。

おわりに

さて、以上のような環境でYoTtuberデビューを果たしましたが、動画の方もお楽しみいただけたでしょうか?

しかしYouTubeが一般的となってもう何年も経ちますが、たまに視聴することはあっても、自分で動画を投稿することなど「まさか無い」と思っておりましたが、人生色々あるものでYouTuberとしてデビューを飾ることになりました。

今後もたまに動画で資料を公開するかもしれません。

こちらの記事を持ちまして「写ルンです」関連記事は終了となります。

記録メディアは、事故防止のため信頼性の高い物を使いましょう。

その他のレンズ分析記事をお探しの方は、分析リストページをご参照ください。

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